2016年10月5日(水)
【連載】高速ユーザーテスト実践講座 第7回「観察テクニック」
・第7回「観察テクニック」
「百聞は一見にしかず」──。
“目撃者”を増やす
ユーザーテストの効能をひと言で表すとすれば最も適した表現だと思います。
「作り手にとって当たり前のことが、ユーザーにとっては全く当たり前でない」ということを身にしみて理解するには、生のユーザーの言動を間近に自分の目で見る以上に効果的な方法はありません。
関係者の見学の有無はユーザーテストの成否を左右します。
ユーザーテストの見学とは“目撃”と同義語です。実際に自分の目で見てしまうと、どんなに衝撃的な結果であっても受け入れざるを得なくなるのです。
そのため目撃者の数が多ければ多いほど、重大な意思決定が迅速に可能になります。
逆に誰も見学に来てくれなければ目撃者はあなただけということになります。往々にしてテスト結果は意思決定者や開発者にとって都合の悪い──例えば「ゼロから作り直さざるを得ない」というような──内容です。
よほど上手く説明しない限り、あなたの目撃証言を彼らは真に受けないでしょう。
ただ、すべての関係者にすべてのセッションを見学してもらうのは...
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