2018年09月13日(木)
プロトタイプは技術やステークホルダーの制限を受けてはいけない
この記事を読んでいるならば、すでにプロトタイピングのポテンシャルの高さを知っていることでしょう。
しかし、プロトタイプについて誤解している人はあまりに多く見受けられます。プロトタイプが企業のカルチャーや時代遅れの技術、政治によって制約されてしまうことも多々あります。その結果、製品がどれほど優れたユーザー体験になり得たのか、誰も知ることができなくなるのです。
プロトタイピングは、完成品に向けて何度も反復するためのツールだと認識している人がほとんどです。この理解によれば、プロトタイプに追加されるものはすべて実用的でなければなりません。また、周囲からプロトタイプについて合意を得たら、その合意された技術スタックで作成しなければなりません。そのため、実用的ではないものや、決して承認されないだろうものをプロトタイピングしても意味がないことになります。
しかし、こういった考え方は、プロトタイプの効果を制約することに直結してしまいます。開発チームが不可能だと判断するだろう、もしくは、経営陣が却下するだろうと予測したせいで、私たちはユーザー体験の品質を妥協し始めるのです。
プロトタイプが技術やステークホルダーによって...
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UX MILK
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