2019年02月21日(木)
東京国立博物館×OKI 映像IoTで来館者カウントをする実証実験 | インタビュー
毎日多くの来館者が訪れる東京国立博物館。これまで特別展における来館者数の管理は、来館者が当日購入したチケットへのスタンプ押印数や前売りチケットの半券枚数、無料入館者(主に高校生以下)に対する目視等で行われていた。
そんな状況に対し両者は、映像IoTを使い来館者データを可視化することで、サービス向上を目指したシステム化に取り組んだ。
2018年10月2日から、独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(以下、東京国立博物館)と沖電気工業株式会社(以下OKI)は、東京国立博物館の平成館にて開催された特別展の会場を対象に、映像IoTシステム「AISION®(アイシオン)」を活用した来館者数管理の実証実験を行った。
AISIONを用いた実証実験についての経緯や結果について、東京国立博物館の小坂氏、熊谷氏、OKIの越氏、高柳氏、河口氏にお話を伺った。
本体はお弁当箱サイズ。映像をリアルタイムで解析してデータ化するAISION
――映像IoT-GW「AISION」で来場者カウントできるということですが、どんな仕組みなんですか?
越: AISIONは映像IoT-GW(ゲートウェイ)を中核とした映像IoTシステムです。...
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