2019年04月17日(水)
キャンセルボタンに「キャンセル」と書いてはいけないとき
キャンセルボタンには、さまざまなラベリングがされます。 「今はしない(Not now)」と「あとで(Maybe Later)」などは、その場しのぎのキャンセルボタンの例です。
しかし、ときにはキャンセルボタンが明確に「キャンセル」と書くことが難しかったり、その場しのぎすらもできないときがあります。このようなときにCTA(コールトゥアクション)が成り立たなくなります。
誤キャンセルの防止
たとえば、サブスクリプションサービスをキャンセルするための確認画面には「サブスクリプションのキャンセル」というラベルの付いた破壊的なCTAボタンがあります。このボタンをキャンセルボタンの横に配置するのは混乱しますし、この確認画面から離脱しようとキャンセルしようと思って誤ってサブスクリプションをキャンセルしてしまう恐れもあります。
「キャンセル」を「今はしない」や「あとで」などのその場しのぎなキャンセルラベルに置き換えることも混乱を招きます。これらのラベルは、ユーザーが今すぐはサブスクリプションをキャンセルしたくないが、のちには行うことを示しています。これは明確ではなく、安心して押せるボタンではありません。
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UX MILK
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