2019年05月29日(水)
コンセプトモデルを考えてアプリのUIをデザインする
この記事では、コンセプトモデルとは何かについてと、アプリのUIをデザインする前にこのモデルを確立することの価値について解説します。
コンセプトモデルとは
アプリのコンセプトモデルとは、デザイナーがユーザーに対してアプリをこう理解して欲しいと望んでいるモデルのことです。アプリを使い、ほかのユーザーと話し、資料を読むことによって、ユーザーはアプリの使い方を頭の中にモデルとして構築します。望ましいのは、このときユーザーが頭に描いたモデルが、デザイナーの意図に近くなることです。デザイナーが開発プロセスの重要なパートとして、明快なコンセプトモデルをしっかりデザインしていればその可能性は高くなります。
システムでユーザーができることや、彼らが認識すべきコンセプトについて、コンセプトモデルは(キーストロークやマウスアクションや画面のグラフィックスといった個々の機能の単位ではなくタスクの単位で)抽象的に説明します。
コンセプトモデルを注意深く作り上げ、それを基にUIをデザインすることによって、アプリはシンプルでわかりやすくなります。コンセプトモデルを、1)できるだけシンプルにして必要な機能を提供するコンセプトだけにとどめ、2)可能な限りタスクの領域に集中して、アプリが対象としているタスク領域にはないコンセプトは入れない、または最小限...
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UX MILK
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