2019年06月6日(木)
失敗をきちんとデザインするということ
「失敗の話をしよう」
この言葉は過去に例を見ないほど、賞賛されるようになったと思います。Googleで「失敗」を検索すると、「なぜ全ての成功は失敗から始まるのか」「なぜ失敗は成功にとって良いのか」といった刺激的な記事のタイトルが多く出てくるでしょう。また失敗は「早く失敗せよ、多く失敗せよ」のように、リーンUXのアプローチの中でもよく登場する概念のひとつです。
そんな状況の中で、私は革新的な意見を述べたいと思います。
失敗は悪いことです。
そう、それはこんなにもシンプルなことです。失敗を望まないのは人間の直感的な反応でしょう? 失敗を望まないのには理由があります。失敗は良い目標にはなり得ないのです。
失敗を美徳として褒め称えたり、「早く失敗せよ、多く失敗せよ」といった言葉の背景にある考え方を掘り下げている記事を実際に読んでみると、そこでは失敗は素晴らしいものだとは、まったく語られていないと気づくでしょう。それよりも、何かが上手くいかないときに進んで変化を起こすことが大切だ、といった考えについて語られているのです。
進んで変化を起こすことは、失敗を受け入れることではありません。失敗を避けようとすることです。何かが上手くいっていない状況の中で変化を起こさなかったり、それに対して順応しないのであれば、...
author:
UX MILK
UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。
‹ PREV
iPadにPC向けデザインを縮小表示するときにも!Viewport Extraで手軽に縮小表示[2]
NEXT ›
美しくデザインされたBootstrapモーダルとポップアップのサンプル集「Lunar」
関連記事
Ads
UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。UX MILKの記事『失敗をきちんとデザインするということ』についてまとめています。
この記事は特にUX・ダウンロード・Google・Webサービス・アプリについて書かれており、 気になるWebデザインの記事やまとめを見つけたら「本文を読む」をクリックすると、記事配信元のUX MILKで全文を閲覧することができます。RSS Sourceの「このサイトの記事一覧」をクリックするとUX MILKの記事をまとめて表示することができます。また閲覧数や各SNSのシェア状況を目安に、他の人たちが記事をどのように評価しているのか推測することができます。Webデザインにとって有益な記事をまとめていますので、ぜひリンク先をチェックしてみてください。