2017年05月29日(月)
【デザインの鉄則】人間的なデザインのために:「超正常刺激」について考える
例えば魚の中には、繁殖期の雄特有の赤色に過剰に反応して、通常の時期にも赤いものなら何でも攻撃してしまうような種がいます。
本記事でとりあげる「超正常刺激」とは、このように習慣的な動機づけ(あるいはもっと深く、進化のプロセスで獲得されたような生理学的レベルでの動機づけ)により、通常ではありえないような仕方の反応を引き起こしてしまう刺激を言います。
人間で言えば、カロリーや塩分の多い食べ物を食べすぎてしまったり、かわいい/かっこいい商品に「目がなく」、飛びついたりしてしまうというようなことが、「超正常刺激」の例としてあげられるでしょう。
つまり、超正常刺激はときに依存状態を引き起こすのです。
大量に売れている商品の多くがこの超正常刺激を利用しており、私たちが「かわいい…おいしい…かっこいい…」と、思考の余地なく反射的に反応することを狙って作られています。
若い人たちでは特に顕著で、ときに深刻です。
私たちデザイナーは、ユーザがこうした依存状態に陥らないように工夫する責任があるのです。
超正常刺激の悪用がもたらすもの
誰もが一度は超正常刺激による依存状態...
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SeleQt(セレキュト)
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