2019年09月6日(金)
トグルボタンが混乱を招く理由
すべてのボタンがアクションを実行するわけではありません。たとえばトグルボタンなどは、アプリの状態を変えるために使われます。1つのコントロールで複数の機能をもつので、UIのスペースを節約することができます。トグルボタンは押すと状態が瞬時に切り替わりますが、それ故に正しく設計しないと問題が発生します。
反転したカラースキーム vs 通常のカラースキーム
トグルボタンの課題は、現在の状態をいかに明らかにできるかというところにあります。視覚的な手がかりが明確でない場合、ユーザーはアクティブな状態を認識できないことがよくあります。これにより、誤ったオプションを選択してしまい、意図しない状態を引き起こしてしまう可能性があります。
特に混乱が起きやすいのは、現在の状態を示す視覚的な手がかりが反転色である場合です。このトグルボタンは一般的ですが、最適解ではありません。ユーザーには、暗い色のボタンがアクティブ状態を示しているかどうかがわかりません。明るい色のボタンが「オン」に見えるユーザーもいるので、選択したオプションのボタンを逆に取り違えてしまいます。
author:
UX MILK
UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。
‹ PREVポップアップストアの進化論。ヒットの共通点は「アイデア」と「新奇性」
NEXT ›【次のトレンドはこう作る!】Webサイトにおける細やかなデザインの有用性~2つのテキストブロックの積み重ね~
関連記事
Ads
UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。UX MILKの記事『トグルボタンが混乱を招く理由』についてまとめています。
この記事は特にUX・アプリについて書かれており、 気になるWebデザインの記事やまとめを見つけたら「本文を読む」をクリックすると、記事配信元のUX MILKで全文を閲覧することができます。RSS Sourceの「このサイトの記事一覧」をクリックするとUX MILKの記事をまとめて表示することができます。また閲覧数や各SNSのシェア状況を目安に、他の人たちが記事をどのように評価しているのか推測することができます。Webデザインにとって有益な記事をまとめていますので、ぜひリンク先をチェックしてみてください。