2019年10月11日(金)
UXという言葉が登場する以前に私が見たUXデザイン:操作性編
UXという言葉が騒がれるようになる前にも、UXデザインらしきものは確かにさまざまな形態で存在していました。この寄稿記事では、株式会社キトヒトデザインでユーザビリティ、UI/UXデザインなどを手がけている萩本さんがご自身で体験したデザインのお話を不定期更新でお届けしています。今回は第10回目です。シリーズ全編はこちら
大学では工学部系のデザイン学科に在籍し、さらに4年から修士にかけての3年間はその学科内の人間工学研究室に身を置いた私は、1993年に大学院を修了し富士ゼロックス株式会社に就職、デザイン研究所(当時)に配属されました。
今回は『操作性編』としましたが、主に就職したころのエピソードをいくつかご紹介します。
操作性とユーザビリティ
当時の富士ゼロックスのデザイン部門には操作性デザイングループがあり、私はここに所属しました。主な仕事は、開発中の自社製品がユーザーにとってきちんと使えるものになっているかどうかを評価し、問題があればそれを指摘し改良案を提示するというものでした。
当時、この「ユーザーにとってきちんと使える」という概念を社内では「操作性(英語ではoperability:オペラビリティ)」、それを評価する活動は「操作性評価」と呼んでいましたが、実態は「ユーザビリティ...
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UX MILK
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