2017年03月24日(金)
UXのベンチマーク調査で陥りがちな5つのミス
デザインの変更がどのくらいUXを改善するのか測定するためには、ベンチマークが必要です。信頼できるベンチマークがあれば、膨大な事象から改善点を探し出すことができます。調査は数多く行われていますが、実はどれも過ちを犯す危険性をはらんでいるのです。
調査結果を正しく把握することはとても重要です。調査結果は比較材料として長期間利用され、正しい調査結果を得られなかった場合、誤った判断が何年も影響を持ってしまう可能性があります。
この記事では、ベンチマーク調査を行うにあたってもっとも起きやすい5つの失敗と、その失敗をどうやって未然に防ぐかについてお話します。
1. 誤ったタイプの参加者でのテスト
ベンチマーク調査には参加者が必要です。今では参加者を迅速かつ簡単に派遣してくれるサービスが多くあり、大衆をターゲットにした調査を行う際にとても便利です。しかしながら、会計士、IT管理者、放射線技師、最近家を売った人といった、ある特定の性質を持つ参加者を集める手段としては、理想的とは言えません。特定分野の知識と専門的なタスクの扱いは、データに大きな影響を持つので、彼らをどう集めるのかが重要なのです。
やるべきこと:必須となる分野の知識とユーザーのスキルを把握し、それに応じて、専門家を派遣して...
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UX MILK
UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。
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UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。UX MILKの記事『UXのベンチマーク調査で陥りがちな5つのミス』についてまとめています。
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