2020年12月16日(水)
行動変容に対してのデザインアプローチ
以前、私たちはミスリーディングになり得るカスタマーリサーチについて書きました。私たちは、消費者は理性的な決断を下していると思い、そして彼らの行動について彼らから得た答えを言葉通り受け取ることがあまりにも多いです。しかし、消費者が「こう行動する」と言うことと、実際の行動との間にはギャップがあります。私たちはどうやってこのギャップを埋めて、実際の消費者の行動に基づいたプロダクトをデザインすれば良いのでしょうか。
あなたのカスタマーリサーチの悩みに対する解決策
ここが、行動デザインの出番です。行動デザインは、消費者が数多の認知バイアスのせいで自分の行動をうまく予測できないことを考慮に入れ、意思決定の心理学、すなわち行動科学の域まで深く入り込んで行きます。これを使えば、行動科学者たちは人々が言うことと行うことの間にあるギャップを理解することができ、そこで発見したものをプロダクトやアプリ、プログラムのデザインの決定に使うことができます。結局のところ、行動デザインとは行動を良い方向に変えるような解決策を開発・デザインするために行動経済学の分野からの気づきを使う問題解決のアプローチなのです。
Irrational Labsで私たちは、Google、Facebook、PayPalなどの会社と一緒に、プロダクトのデザイン、機能の改定、そしてユーザー...
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UX MILK
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UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。UX MILKの記事『行動変容に対してのデザインアプローチ』についてまとめています。
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