2019年09月13日(金)
ユーザーの心をつかむための「物語」とは
2006年と2009年に発表された研究結果によると、小説などの物語を読む人たちはそうでない人たちに比べて、より物事に対して共感的なのだそうです。2012年に発表されたより詳しい研究結果では、ある人が物語を話している時に活性化している脳の部位と、それを聞いている人の活性化している脳の部位は同じだということが報告されています。それはすなわち、私たち(個人、もしくは企業)が話す物語は、聞き手の考え方や行動に直接的な影響を与える、ということなのです。
ほとんどの人が中学の歴史でタイタニック沈没事故について習っているのに、それが何年に起こったのかを記憶している人は少ないでしょう。ところが映画タイタニックのおかげで、その沈み行く船で起こった出来事の事細かなところまで、何百万の人々の胸に刻み込まれています。同様に、コンテンツ戦略家やデザイナーも、見込み客たちに対してその展望を、常に物語にして語って聞かせる必要があるのです。
事実を淡々と語るより、物語は人を引きつけます。そして誰しもそれを語る能力があるのです。この記事を通して、人類の歴史の中で物語がいかに重要だったかということだけではなく、私たちコンテンツ戦略家やデザイナーがどうすれば顧客に行動を起こさせるような物語を作ることができるか、その手法についてもみていきましょう。
なぜ、物語なのか?
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UX MILK
UX MILKはクリエイターのためのUXメディアです。デザインの情報をはじめ、プログラミング、マーケティングなど、モノづくりに関わる話題を幅広く扱っています。
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